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ツーリングで出会ったBMW1150RTに衝撃。トヨタからBMWモトラッドへ転身。

氏名:篠原政行 /masayuki shinohara

出身地:岡山県出身


– バイクに興味を持ち始めたのは?

篠原 ●中学生くらいの時に峠道を凄い加速をして走っていたレーサーレプリカを見て物凄い衝撃を受けました。それからバイクに興味を持ち始めました。

– 高校時代に免許を取ってバイクに乗り始めたのですか?

篠原 ● 免許を取れる年齢になると原付の免許を取得しました。高校は最寄りの駅までの通学であればバイク通学がOKだったので、ヤマハのビーノを買いました。その頃にはヤマハSRなどのクラシカルなスタイルのバイクに興味が移っていきました。

– 高校時代のバイクのエピソードはありますか?

篠原 ● たまに友人とスクーターで遊びに行くということはありましたが、高校時代はバレーボールに打ち込んでいたので、バイク少年というよりもスポーツ少年だったと思います。中学時代は剣道をやっていました。

– 高校時代にメカニックを目指し始めたのですか?

篠原 ● はい。親父が自動車整備士だったこともあり、自宅で車をメインナンスする姿を見てきました。その影響もあって子供の頃から自転車を改造したりしていました。そんな親父の背中を見て自分も整備士になりたいという気持ちは幼少の頃からあったと思います。

-当時からバイクのメカニックになる夢を持っていたのですね。

篠原 ● いいえ、当時はバイクのメカニックという進路は考えていなかったです。トヨタのメカニックになりたいと思っていました。

– 卒業後は整備の学校に行かれたのですよね?

篠原 ● 岡山科学技術専門学校に進学しました。

– バイクの免許はいつ取りましたか?

篠原 ●  専門学校に入った当初に中型免許を取りました。そして高校時代からの憧れであったヤマハSR400に乗り始めました。

– SRでカスタムもしていましたか?

篠原 ● 当時はトラッカースタイルが流行っていたので、外装を自分でいじっていましたよ。

– 卒業後の進路はどうなったのでしょうか?

篠原 ● 在学中にはバイクで友達とツーリングに出かけたりとバイク生活を楽しんではいましたが、就職については当初からの目標であったトヨタに進みました。

– 岡山県内のディーラーさんですか?

篠原 ● 岡山県内のネッツトヨタ山陽に就職しました。 ここでは4年間勤務しました。

– 在籍中にはバイクの趣味は広がっていきましたか?

篠原 ● 就職とほぼ同時期に大型免許を取得し、同時にカワサキ・ニンジャZX-9Rに乗り換えました。 ZX-9Rは900ccのレーサーレプリカなのですが、やはり子供の頃に憧れたスタイルのバイクに乗りたかったのですね。

– まだBMWとは結びつきませんね。

篠原 ● 休みの日には同僚とツーリングにいったりしていましたが、まだBMWとは結びついていなかったです。当時はトヨタに勤めているということもあり、どちらかというと車のほうに興味がありました。マニュアルのターボ車は外せないということでソアラに乗っていましたよ。車もバイクもスポーティーなのが好きでした。

– BMWとの出会いは?

篠原 ● 24才くらいだったと思うのですが、ツーリングで蒜山に出かけたときに駐車場で1台のBMWと出会いました。それがBMW 1150RTでオーナーの方とお話しをするチャンスがありました。 その方が「こいつはツーリングに向いているし、とにかく疲れないバイクなんだよ」と力説されていました。その話を聞いて急激にBMWに興味を持ち始めました。その出会いから1カ月後には、ここ岡山店に足を運ぶことになりました。

– もともとはお客さんの立場だったのですね!

篠原 ● そうなんです。初めてここ来たときは緊張したのを今でも覚えていますよ。その時に新車の1200RTが展示してあったのですが、斬新なデザインとパニアケースの収納力、可変するウインドスクリーンに衝撃を受けました。実際に試乗もしてみて完全にノックアウトされたんです。もう我慢できなくなり1200RTを増車することにしました。

– それからBMWのメカニックになるという出会いは?

篠原 ●  当時の店長からメカニックにならないかというお誘いがありました。僕自身も人生を大きく変えてみたいと思っていた時期とタイミングが合ったこともあり、BMWのメカニックの道を進むことにしました。それが2008年なので、やっと3年が経ちました。

– 車とBMWで整備していた大きく違うと思ったことは?

篠原 ●  エンジンを含めて各部の作りこみの素晴らしさではないでしょうか。とにかく見えないような部分まで徹底して設計とデザインがされています。ドイツの職人魂に驚きました。

– お勧めのモデルを教えてください。

篠原 ●  1200GSです。まずエンジンは4ストローク水平対向2気筒で余裕のある走りができます。ウインドスクリーンも装備しているので、ロングツーリングにも最適です。もちろんオフロード性能もかなり高いので、様々なシュチュエーションに対応できる点がお勧めです。

– 1200GSは足つきの問題で躊躇される方が多いと聞きますが?

篠原 ●  確かにノーマルの状態では車高がかなり高い部類のバイクです。しかしローダウン仕様車もありますので、小柄な方や女性オーナーの方も沢山いらっしゃいます。バルコムグループではお客様の体型も考慮したカスタムコーディネートもしていますので、安心して1200GSを検討して頂きたいと思います。

– お客様にメッセージをお願いします。

篠原 ● BMWモトラッドでは車両だけでなくライディングスーツを開発している部門もあり、ウェアの性能でも評判の高いメーカーです。ぜひ岡山店に車両のことだけでなく、ライディングスーツなどの相談にも来ていただきたいと思います。バイクライフを楽しんでいただける最新の情報をスピーディーにお届けしますので、ツーリングや定例の食事会にも参加いただきたいと思います。スタッフ一同心よりお待ちしています。


作成: 2011年10月19日 【インタビュー・写真・文章・編集】 MC事業部 Webマーケティングチーム 西本圭介

 

 

その出会いから1カ月後には、ここ岡山店に足を運ぶことになりました。