海外旅行ツーリング4その2になります、オーストリアのリエンツよりグロスクロックナー氷河を見に行きました、
氷河周辺の峠は有料道路になっておりまして19€掛かります。
素晴らしい風景は「本当にここは現実なの?」と自分に問いかけてきますね!
前方の山は2000mクラスの山だそうですが、大きすぎて自分の視界が「山」で一杯です。
前回から峠を降りまして、有料道路の北側のゲートに到着、
ツーリングはここで一旦ゲート出て(とは言っても有料道路なのでドイツ人交渉してくれました)食事です。
アルプスに黄色が映える日よけ、ここのレストランはこの辺りでも有名で名店だそうです。
隣はなぜか小さな動物園がありましたので、お子様連れでも大丈夫でしょう。
同行してくれた、ドイツ人は本当に親切でした。お互い片言の英語でございましたが一緒に走ると何か「通じ合う」感覚がありました。
食事等でもシッカリと話しをしてくれて、支払いからチップまで全て払ってくれます。(旅費込みだった)
本日の昼飯、例によって大量のポテトがあります、マックのLサイズ分はあります。
お料理を注文する際に、ポーク、チキン、ビーフと聞かれたと思いまして、「チキン!」と注文しましたが、
出てきた料理は全部乗せ、つまり写真に写る肉はポーク、チキン、ビーフが乗っています。
ヨーロッパの方は内臓の作りが違うそうですね・・・、前田でも腹一杯になりました。
飲み物はガス、つまり炭酸入りの水で一緒に頂きました。
皆さんメニューがドイツ語で読めないので、色々注文されていましたが失敗や成功がありました!
でも失敗も笑い話、ツーリングのスパイスです。
出発しようと思ったら、巨大なトラクターが。こういうのが路上を4,50km/hで平気で走ってます。副変速機がついてるのでしょうか・・・。
登りの道は快適そのもの、ガードレールが無いのは自己責任のヨーロッパならでは。
もちろん外灯もありませんので、日が沈むとこの道路は閉鎖されるそうです。
途中の休憩にて、空気が澄んでいるので距離感がわからないですが、奥の山も結構な標高がございます。
とにかく素晴らしい天気です、画面中央に見える道路判りますでしょうか?
崖っぷちに道路が続いております、本当に崖です・・・
この風景だけは忘れられません、本物のアルプス風景の一つだと思います。
グロスクロックナーの氷河を見に行きますので、途中の道路を右折しました。
山の中腹にはトンネル化させてある道路を今から走ります。
本当に雄大ですよね。
到着、氷河の前は広大な設備があります、自動車博物館とウラニウム坑道の跡地がございました。
もちろん氷河までトレッキングも可能です、往復2時間だそうですが高所に慣れていない日本人には酸欠で苦しいそうです。
確かに休憩しているだけでも苦しかったです・・・。
ゆっくりとした時間が流れています、昔は中央の看板程度まで氷河があったそうです!!!
柵がありますが、その下は断崖絶壁でございます。
上の広場から見下すと。
この中に人が歩いているのですが、見えますでしょうか? 100人以上いらっしゃいます。
氷河はこのような感じです。
近年の温暖化で氷河どんどん少なくなっているようです、上の写真で左上にある流れるような氷河ですがこれが先ほどの氷河です。
日本と違って、石碑は地中に埋め込むタイプなんですね。
げっ歯類の何かが居ました、観光客から餌付けされていて愛くるしかったです!
20分ほど眺めてましたが、モコモコで動きが可愛かったです。
グロスクロックナーを跡にして、ワィンディングロードを快走いたします。
ほーんといい道です、飛ばしてもOK、景色を見てのんびり走ってもOKです!!
バイク乗りだったら憧れる道だと思うんです!
あの峠を下り、50km走ればホテルメルターラです、
ホテルの部屋よりリンツァードロミテを眺めながら、、、
こいつで一杯やります、もう最高です!何の文句もありません。心地よいツーリングの疲れで、すぐに酔っ払ってしまいました。。。
夜は本格的なコース料理です、メルトラーホテルはハンガリー系の従業員で親日ですので安心、食事のレベルも高いです。
今回のツアーは食事代から飲食代、コーヒー代にいたるまで旅費に含まれて降りました。
6万円ほどお小遣いを持っていきましたが、2万円ほどお土産とチップに使った程度でした!
つづく
写真のげっ歯類は「Marmota」アルプスマーモットでんな
ねずみ同様ペストを媒介することもあるのでエサはいいけど
触ったらダメ