2013EUツアーのDAY2は午後の部でございます、市内でランチをしてからセントペーター教会に登り
市内風景を一望したあと、旧市街地を散策してレジデンツという博物館に参りました。
こちらはバイエルンを500年ほど統治した王様ヴィッテルバッハ家の宮殿です。
レジデンツが6€、宝物館が6€。セット料金で11€です。
全部見ると2時間掛かるそうで今回は時間の関係でレジデンツのみです。
この時点で閉館まであと1時間弱しか無かったです、行く方は時間を多めに
見ておいた方が良いです。
中に入ると貝殻と大理石で作ったモニュメント。拡大するとちょっと痒いです(笑
そういえばこの当たりに海は無いですから貝殻集めるのも大変だったのだと思います。
大理石と貝とセメントのような物で作られています。
全て石です。色や模様が違うのは産地が違うそうで、華やかな時代を象徴しています。
右の写真はバイエルンの紋章です。
これは大ホールです、もちろんその殆どが大理石で作られております。色が違うのは異なる種類を組み合わせて。
左右にはバイエルンに属する町および村の絵と統治していた実力者の家族達が像になって鎮座。
窓一個に対して一つの町が描かれており当時のその繁栄を目の当たりにできます。
昔々、このホールに人を集めて色々な発表をしたんでしょうね。
これは当時のミュンヘンです、フラウエン教会などが描かれております。
この大ホールはなんだか感慨深い、印象的な場所でございました。
次は宮廷の中に入ります。
豪華な装飾とギリシャ神話のモチーフなど。いたる所に金細工があります。
かつて王族だった遺骨を納めた位牌のような物と黄金の紋章。
多分王族の子供ミイラなどもあって、音楽史と同様に中世の暗い独特の雰囲気を感じました。
礼拝堂です、ここではクラッシックのコンサートなどが催されるようです。
宮廷は2階建てになっております、天井が高いので3-4階立ての高さがあります。
豪華な家ですね、こんな場所に住んでみたいです・・・。
壁は布が貼ってあります模様は刺繍のような感じです。
右の写真は大きな扉の錠です、堅牢な作りです。
右は壁紙というか紙布です。
豪華なティーセット、15時のティータイムはこんな食器で楽しまれていたようです。
ミュンヘンは塩の専売が認められていて、そのような収入で潤った町であったようです。
シャンデリアと鏡、合わせ鏡で奥行き感の演出がされております。
調度品のセンスもさすが、細かい場所まで細工が施されており見ていて飽きません。
豪華な寝室です、一度こんな場所で眠ってみたいものですね。
装飾は金となっています、柄が多くすごい事になっていました。
美しい陶器製のオブジェたち。
一体どれくらいの価値があるんでしょう。
写真は2.5メーターはあろうかと思われる扉。
ある部屋には100枚以上の肖像画がありましたヴィッテルバッハ家の人々です。
中庭で休憩です、色々な部屋がありましたがミュンヘンに行かれたら是非ともお勧めのポイント
写真も沢山ありますが切がないのでこのあたりで。
レジデンツの帰りに寄る予定でしたが時間切れで割愛しました。次回のお楽しみです。
さてホテルに向かい少し休憩してから晩御飯の時間です。
晩御飯は近くのレストランで取りました。とりあえず飲み物を頼んでからメニューを眺めます。
ここの味は塩気も丁度良く美味しかったです、しかしポテトは何処で食べても旨いです。
コーヒーでしめます、右手はメニューですが英語と併記がありますので安心でございました。
明日はいよいよツーリング開始です。
つづく。