2013EUツアーDAY4のレポートになります。
オーストリアの宿からピッツタルという谷を目指し、フィラー、ランデック、アールベルグ峠へ行きます。
当日の天候は雲ひとつない快晴です、この宿にはスイスから来たクラッシックカーの人が泊まっていました。
朝ごはんを食べます、ベリージュースの酸味がGOOD!とても美味しかったです。
ハム、チーズなどは何処で食べても美味しいですねぇ。
さて出発です、今日は2グループに分かれて出発します。
1グループ目はトーマス、マンフレットチーム(8人)。2グループ目は前田チーム(6人)です。
オーストリアの田舎道を法定速度で、法定速度は90km/hなので快適です。
法定速度以下で走ると車やトラックにバンバン抜かれますのである程度の速度が流れを乱しません。
美しい風景のなかツーリングを進めます、左の写真ハンテンヨッホと呼ばれる峠に入るところです。
地元でも有名なツーリングスポットで平日でも沢山のバイクを見かけます。
ハンテンヨッホに向かう道です、美しいアルプスの山々を見ながら走行できます。
途中景色の良い場所で休憩です。
眺望が宜しいです、向かいのガストホフ(宿泊可能な料理屋)には朝早くからライダーが集合し
コーヒーを楽しまれていました。
やっぱりアルプスの道は素晴らしい景色です、余計な看板や電線は一切ありません。
その代わりにガードレールもないですし、全ては自己責任にてお願いという感じでしょうか。
ヨーロッパの騎士道を感じます(笑
小川沿いに快走路、民家があるので制限速度は50km/hでお願いします。
峠の頂上には移動式のホットドッグ屋がありました、左右に広がる光景はカメラには収まりきりません。
右下はボーイスカウトの集団に囲まれる副社長、出発を阻まれています(笑
峠からの下りはアルプスの眺望を楽しみながらのダウンヒル。
森林限界と呼ばれる木が自生できない高さはご覧のとおりでございます。
先ほどのコーナーを抜けると、この景色。こちらは岩石が崩れています。
多分、斜面が大きく崩れているのだと思いますが日本のそれとはスケールが違います。
ガードレールは木の棒です、この棒の先は100m以上の崖です。落ちたら一巻の終わりです。
動画を取りましたので以下イムストまでの道のりを。東さんカメラの提供ありがとうございました。
ヘルメットにつけなかったのでブレが酷いです、、、。すいません。
イムストにおりてから国道を走ります。ピッツタルに向けて。
当日の装備はZUMO660ナビ、無線、GOPRO無線キット。
村々を抜けながら奥に見える山を目指します。3500mほどあるそうです。
富士山クラスがゴロゴロあるのに加え、走っている道路も高所にありますので余り高く見えません。
小川の水は乳白色で鉱物たっぷり含まれていそうです。
前方の山からの岩清水のあつまり、非常に美しいです。
外灯、電線、看板、ガードレール、不要な標識、最小限ミニマムに纏められた道路は美しいです。
そして不要な経費も掛からず合理的。特に看板等が規制されているのにはすごいです。
例えばこの景色に派手な電飾やネオンがあったら・・・残念ですよね。
終点に到着です、ここでランチを頂きます。スキーリゾートのようですが夏はハイキング客などが沢山来るそうです。
標高も1000mほどございますので避暑地のような場所でもあるのでしょうか。
終点にて。
ランチはテントのしたで頂きます。福田さんご満悦。
お肉ばかり食べているので、簡単な軽食が逆にうれしい事もありました。
左のサンドイッチはハムウィズブレッドと表記されておりました、サンドイッチとは書かないのでしょうか。
表記から考えると主体はハムなどの肉製品のようですね。
おなか一杯になったところで、ピッツタルを引き返します。
こんな感じの道でとっても素敵な道路でした、曲がる場所も全くないので往復30kmは一本道です。
ここからフィラーを通り比較的大きな村ランデック、アールベルグ峠を目指します。
快走路を楽しみます。前方の車は時速80-90km/hで走行していますので
日本の感覚で行きますと非常に良い速度で走って居ます。
フィラーの町を越えてアルプスをひた走ります。
道路は狭いですが綺麗に整備されているので安心して走れます。
また見通しも良いですから対向車も発見しやすいです。
ランデックの町、手前の大きい山向こうに今朝方走りましたハンテンヨッホがございます。
この町を過ぎてからアールベルグ峠を目指します。
途中休憩時にて、ボルボのトラック。
日本では走っていない排気量のモデルだそうです。
ヨーロッパで一般的な形式は料金後払いだそうで、ガソリンスタンドに到着してからガソリンを給油。
その後にコンビニが併設されているスタンド店内のレジで給油機の番号を伝えて支払いとなります。
スタンドによっては前の人が入れたガソリン代が清算されていない場合があるので、給油機のメーター0を
必ず確認してから給油下さいとの事です。
アールベルグに向かってアルプス街道を満喫。
アールベルグ峠の入り口です。
このあたりはアルペンスキー発祥の地だそうで人口の5-6倍の宿泊キャパシティーを持った
観光都市だそうです。スキーヤーの方なら一度は耳にした地名かもしれませんね。
気温は27度ほどで暑いのでアイスを頂きます。みやげ物屋も沢山あってなんだか盛況な峠。
個人的に集めているヨーロッパの峠ピンバッジを購入しました。
峠を走行します、時速50-70km/hでゆっくり景色を楽しみながら。
特徴的なトンネルは木造でした、匂いも独特で面白かったです。
長いトンネルを抜けると草原に。
村を前方に眺めながらのんびり走ります。
綺麗な村を通過中。
この村の名前はレッヒ。調べてみると長野の白馬と姉妹都市でした。
アールベルグやレッヒは日本のアルプスとも関係があって面白いですねぇ。
観光客が多いのかかなり整備された村でした。
この時期はハイキングや自転車の方が多く滞在されているようですね。
華やかなレッヒを超えると、またのどかなアルプスの風景が。
深い山に抱かれた谷の道です。
後ろを振り返ると。
急斜面に取り付けられた道路。
相変らず快適な道は時速160km/hくらいで走行可能かも知れません。
ここからは宿まで一本道なので少しペースあげさせていただきました。
綺麗な小川を望んで。
Holzgauという村を通りぬけ宿に戻ります、明日この村で小さなお祭りがあるようで行く予定です。
村々を通り抜けます。
宿に到着後、テラス席でバイスビアを堪能。
ツーリング後のビール最高です、景色最高です。
今日のご飯。
コーンスープ、濃厚でとっても美味しかったです。
おビールはピルスナーを選択、さっぱりしていてバイスビアも良いけどこちらもスキです。
メインは取り肉にしました、黄色いのはチーズとマッシュポテトをあえた付け合せです。
こちらはパスタ的な食べ物、小麦粉を練って居ます。右はステーキですが鶏肉を選んだので食べてません。
デザートです、チョコバナナ的な。
この宿のコックは外部から雇っているそうで非常に美味しい料理を楽しめました。
つづく。