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2010/09/16 ブログ,岡山店,広島店,海外ツー,海外旅行ツー コメント(0)

昨晩は12時には就寝し2日目の朝は清清しい気分で迎える事が出来ました。 しかし、寒い。薄手のフリースでもちょっと寒い感じです。 予想気温をはるかに下回る寒さにちょっとビックリでした、後で聞いたところ8月に近づくと気温はガクンと下がる日が多いそうです。雲が出ており気温が上がりません、持ってきた服装では辛い予感がします。

 

普段は集合写真撮らないのですが、ちょっと時間があったのでパシャリ。 実はこの日にちょっとした問題が起きました、旅行社が「前田さん、セロー人数分用意しておきましたよ!」との事でした、 しかし、日本に居る時にはDR400をあるだけ、足りないようであったらセローを少し。という風にオーダー入れておりました。(2007年の時も同じ旅行社でしたので、かなりボロボロ廃車寸前のセローだった為です) せっかくモンゴルまで来て頂いたお客さんに悪かったので、少しクレームを入れました所、「なんとか対応しますので少し待ってください」とのこと、1時間程度待っていました。

待っているのも退屈なので、とりあえずバスに乗って4日分の水やおやつを買いに行きました。バイクレンタルの倉庫の途中にあるスーパーで買い物。奥様方は「安い安い」とか「これ通販のオマケだ!」と主婦されておりました。日本で買うとロディアが数十円で売っていたので買おうと思いながら忘れてしまいました。残念。

 

こちらはおビールです、確かにフラワーホテルの半分の値段でございました。この冷蔵庫が微妙に冷えていないのです、節約かな。昨日紹介したビールと中央のタイガービールが美味しかったです。

タイガービールのほうが若干薄い感じがして、その他雑種的なお味でございました。

買い物をしておりますと、「もうセローで良いじゃん」みたいな和んだ雰囲気になってまいりましたので、レンタルバイクの倉庫へ早く行ってゆっくりしようと言う話になりました! 前田としてはホットしました、、、。

なんとなく、「セローで仕方ないよね」的な雰囲気が流れていました。

 

ついたらこのバイクが、、、。 「これってセロー?」「いやいやWRじゃん!」

そうなんです、現地の方が「セロー」と言っていたのは「WR250」でした。日本で買っても70万円以上する高級オフロードバイクです、現地で9000ドルと言っていました。しかも驚くべき事に距離が6000キロ程度の極上車両ばかりなんです。 俄然皆さんのやる気も満々になりまして、本当に安心しました。企画運営はしておりませんが、やはりバルコムのお客さんを呼んでいる前田としましては、ボロボロセローからWRに変って本当に助かりました。 逆だと思うとゾッとします、、、。 その間にも現地の旅行社が手配したDR400が続々と倉庫に集まってきましたが、申し訳ありませんが丁重にお断りし、このセローはWR250とういバイクで、これからは日本人にセローと言わない方が良いことも併せてお伝えいたしました。(おせっかいですけど)

何はともあれ出発です、なんだかんだありましたがヤットコサ出発。 今回のツアーのためにハンディカムを持ってきました、これは手ぶれ付きのメモリタイプでございます、メーカーは信頼のソニーをチョイス致しました。取り付ける場所が無かったのでヘルメットにゴリラナビのカーマウントを取り付けてテープで固定しております、念のためネックストラップを取り付け脱落防止も兼ねました。出発の朝に急いで作ったんですが結果オーライでよい画が撮れました。 モンゴル市内での一枚、まだWRに馴れていないので皆さん緊張気味でございます、250ccなんですがエンジンの回りも良好、ちょっとトルクが細いですがまわせばパワフルです。足回りもさすがにシッカリしていてモンゴルの草原にあるギャップや凸凹でも十分なストロークがありそうです。

出発したのは良いもののものすごい渋滞です、都内の早朝に近い?と感じました。1Km進むのに何分もかかります、、、。2007年のときはこんなに車は居なかったですし、看板も少なかったし、なにより道路の雰囲気が全く違います。この3年でしっかり経済成長しているようで豊かになったんでしょうねぇ。貧しいような方もほとんど見なくなりました、このあたりは日本でのモンゴルの認識が少し遅れているのかもしれませんね。

この画像、おわかり頂けるでしょうか? 渋滞も次第に緩やかになりまして、80km/hくらいで走行中に前方の車が大きくよけたかと思うと、、、 そうなです、大きなゴミ箱を道路のど真ん中へ置いて、おじさんが道路の清掃をしております。 本当にビックリしました!!!多分交通量が少ないときからこの方法なんでしょうね、あと歩行者の信号無視や危ない道路横断など、交通ルールの教育が必要だなと思いました。師匠に聴くと「残念ながら人間は人間の血を見ないと改善しないと思う」だそうです。そういえば日本でも最近までシートベルト着用が後席免除だったり、飲酒運転の罰則が緩かったりしましたよね。結局危険運転致死罪が出来たのも九州の一件からでしたし、たしかにそうだなぁとおもいました。

しかしまぁ、道路の真ん中は危ないよ。

 

モンゴルではトラックがよく転んでいます、画像などは完全に過積載なのですがそもそも取り締まりがないようで皆さん好き放題つんでいます。一番怖かったのは7トンくらいの積車にガソリンスタンドのサビサビ地下タンクのような円柱状の荷物を載せたトラックが居たのですがかなり細いワイアー2本でぐらぐら揺れながら乗っかっていたのには恐怖を覚えました。画像は羊の毛なのですが、これだけの量がございますと流石に重心が来るって店頭してしまうようです。

このように、ウランバートル市内と草原の境界あたりには、羊や馬などを売買している地域があるようです。写真ではお伝えできませんがかなりの悪臭。剥ぎ取った皮がそのあたりに放置されています、もっとも持って帰って商品にするんでしょうが、、、。 続く。

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