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2010/11/12 サービス,ブログ,広島店 コメント(0)

1982年式R100RS。

 

約10年ぶりに乗ることを決意され車検を受けることになりました。

 

これからその整備の過程をご紹介させていただきます。

 

 

まずはエンジンのオイル漏れ修理から作業することにしました。

 

「OT」何かお解りですか?

 

「オーバートップ」の事です。

 

インレット、エキゾースト両方のバルブがフリーの状態にします。

 

この状態でシリンダーヘッド、シリンダー、ピストンを外します。

 

 

シリンダーヘッド、シリンダー、ピストン、プッシュロッド、ロッカーアーム・・・。

 

2バルブ車は非常にシンプルな構造です。

 

 

普段見えないピストンやバルブ周りはご覧のようにカーボンで汚れています。

 

カーボンの蓄積によりデトネーション(異常燃焼)し、バルブが破損した例もあります。

 

こんな時にはコレ↓。

 

 

 

燃焼室クレンザー。

 

以前、9万キロ走ったK1200Sでシリンダーヘッドを外した時、

 

燃焼室クレンザーを入れていたおかげでピストンやヘッドが本当にきれいだったのを覚えています。(画像はありません)

 

効果絶大です、一度お試しあれ。

 

 

話がそれましたが作業の続きです。

 

 

ご覧のようにカーボンを落とし後は組んで行きます。

 

 

完成。

 

本日はこれにて終了です。

 

 

不連続シリーズですので第2弾がいつか分かりませんがお楽しみに。

 

 

 

村野

 

 

 

 

 

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