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2010/12/03 サービス,ブログ,広島店 コメント(2)

本日はミッション。

 

 

まずは外す際にフレームを傷つけないよう保護し慎重にミッションを外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッションオーバーホール好きの私はミッションを前にワクワクしております。

 

 

 

ナットとフランジを外すには専用工具が必要です。

 

もちろんバルコムにはありますので簡単ではありませんが、簡単に外します。

 

 

バーナーであぶり、アルミ製のケースカバーを膨張させベアリングからケースカバーを外します。

 

焼色が付かない様慎重に熱します。

 

 

 

中はこのようになってます。

 

左からシフトカーブ、インプットシャフト、カウンターシャフト、アウトプットシャフト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部ばらしました。

 

これから各シャフトについているベアリングをプレスを使用し交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6個のベアリングを全て交換。

 

 

 

↑写真左上の一番小さなスプリングがたま~に折れてシフト不能になると噂のスプリングです。

 

(ヨレさん、来年白馬に行く前に交換したほうが良いですよ!!)

 

作業は終盤シム調整。

 

ベアリングの厚みとケースカバーの深さの差をシムにより調整します。

 

シムが厚すぎても薄すぎても良いシフトヒィーリングは得られません。

 

ミッションオーバーホールの全てがこのシム調整にかかっています。

 

この調整が私は大好きなのです。

 

なぜなら職人っぽくないですか?

 

 

かくして無事ミッションを組み上げました。

 

完成した時には朝日が眩しい時間になりました。(本当は翌朝撮影しただけです。)

 

 

続く。

 

 

村野

 

 

 

 

 

 

 

コメント / トラックバック 2 件

  1. tobia より:

    凄いですね 流石はプロ 

    村野店長に診ていただいていると安心です。 
    今日もわざわざ 中間報告ありがとうございました。
    岡山店が近くても、やっぱり専属ドクターの居る所でなきゃって思いました。

  2. 村野 より:

    いつも遠いところよりご来店ありがとうございます。
    より安心してBMWに乗り続けて頂ける様今後とも努力致します。

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