2011/06/06 ブログ,岡山店,広島店 コメント(0)
先日のK1600GTL研修のエンジン編です。
当日研修用には2機のエンジンがありました。
エンジン単体で分解、組み立てです。
ヘッドカバーを取り外すと長~いカムシャフトが登場。
カムシャフトを保持しているブラケットを固定しているナットの数は28個。
このナットを外すだけで手首が腱鞘炎になりそうです。
カムシャフトを外せば、シリンダーヘッドはすぐに外すことが出来ます。
ちなみにバルブクリアランスの調整は30,000km毎に調整が必要です。
遂にピストンの登場です。
6気筒でこのエンジンの狭さにするためになんとピストン同士のクリアランスは僅か5mmです。
スターターとオルタネーターを外しクラッチを外します。
湿式多板クラッチです。
歪な赤い丸の中の部分がスリッパークラッチの構造そのものです。
トランスミッションを外します。
ミッション単体の重さは20kg。
やっとクランクシャフトの登場です。
エンジンの研修はココまでです。
6気筒でも分解、組み立てすることは非常に簡単です。
なぜなら研修用なのでオイルがないしボルトも緩いし・・・。
しかし実際にこのような作業が無い事を祈りますがいざという時は
岡山店は篠原、広島店は村野にお任せ下さい!!
6/10(金)~6/12(日)までK1600GTLのデビューフェアを開催します。
当日はおいしいスイーツをご用意いたしますので、
皆様お誘い合わせの上ご来店お待ちしております。
村野