2011/06/19 サービス,ブログ,広島店 コメント(2)
久しぶりに大がかりな修理をしたのでご紹介しします。
切り離されたサイドカーのフレーム。
切り離されたサイドカーのフネ。
さっきまでサイドカーと呼ばれていたK1200LT。
これからどうなるかというと・・・。
クラッチ交換のためにバラバラです。
縦置きのK1200シリーズのクラッチ交換をする際はセンタースタンドを外し、
エンジン後方をずらさないとミッションが外れない為、
車体を固定する為にチェーンブロックで上から吊ります。
外されたミッション。非常に小さいですがLTなのでリバース機構を備えています。
クラッチを交換しミッション、サイドカーサブフレーム、スイングアーム、ファイナルドライブ、タンク、マフラー・・・
取り外した全てのパーツを組み付けます。
LTにサイドカーのフレームを取り付けるのがまあ大変でした。
なぜならこのLT、センタースタンドがありません。
車体を固定する為に使用したジャッキは4個。
さらにLTとサイドカーのフレームを連結する箇所は8箇所。
すんなり付くはずもありません。
力ずくですると車両が揺れ転倒の可能性があります。
メカニック1人が車両を抑え、メカニック2人とオーナーのH様で息を合わせ連結に成功。
後は試乗しクラッチのすべりが無いことオイル漏れが無いこと、最終点検し無事納車となりました。
長い闘いでした。
※H様時間がかかり申し訳ありませんでした※
村野
確かに大仕事でんな。
サイドカーの修理はソロ以上に手間がかかります。
しかし、オーナーの方々に楽しく乗っていただけるようサポートし続けます。