Motorrad Balcom Website

2011/10/06 サービス,ブログ,広島店 コメント(0)

ほとんどの方がボルトやナットを締めたり緩めたりした経験はあると思います。

 

「なめた」経験をされた方もいらっしゃることでしょう。

 

あのニュルっといく独特の感触、出来ることなら経験したくないです。

 

今日はねじ山が「なめた」時のねじ山の修正を紹介したいと思います。

 

車両はR100シリーズのオイルフィルターカバーを固定するM6のボルトです。

 

R100はエンジンをずらさないと作業できない箇所があり、エンジンをずらしての作業となりました。

 

まずは専用ドリルで下穴を開けます。

 

専用タップでネジを切ります。

 

専用のメネジを挿入します。

 

ツメを落とします。

 

最後にしっかりトルクがかかる事を確認し終了です。

 

この車両サイドカーでしかも側車が右側(今回の修理した側)にあったので大変作業しにくかったです。

 

メカニックになりたての頃はボルトがなめたら下手に触らず先輩にお願いしてましたが、

 

今ではかなりの数のボルト修正や折れたボルトを取り除く作業などしてきました。

 

もし、ご自身で整備していてボルトがなめたり折れたりした場合はその状態でご連絡下さい。

 

私もそうだったのですが昔自分で何とかしようとしてひどい経験をした事があります。

 

とてもこのブログではご紹介できません。

 

そうなる前にご連絡下さい。

 

 

 

 

村野

コメントをどうぞ