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2013/03/31 ブログ,広島店,新車案内,試乗車 コメント(0)

現在、店頭にてご用意しております試乗車・新型R1200GS。

連日多くのお客様からご試乗いただき高い評価を頂いております。

さてそんな試乗車ですがお客様に気持ちよく乗っていただくためにと、過日慣らし運転に行ってまいりました。

今回はそこで感じた新型R1200GSの魅力をお伝えしたいと思います。

 

広島市内を出発すると平日の朝ということもあり一般道は少し渋滞気味ですが、

操作の軽くなったクラッチのおかげでストップ&ゴーも苦になりません。

むしろクラッチ操作だけでスルスルと発進できるエンジン特性に感心してしまいます。

ほどなく広島ICから高速へ入り、エンジン回転を上げ過ぎないようにと注意しながら速度をあげていくのですが、

ふとそこで「慣らしが必要なのか?」と思ってしまうほど各部の回転する感じや、シフトチェンジのスムーズさ、

車体すべてのフリクションの少なさを感じます。

気がつくとヘルメットの中で思わず「うわぁ」と声をあげて喜んでしまいましたね(笑)

さて、これは今日は楽しくなりそうだぞと!

 

ここで申し遅れましたが今回のブログを担当しているバルコム新人メカニックの山下です。

元GSトロフィ日本代表の山下と言った方が分かっていただける方も多いでしょうか?

(気になる方はBMWバイクス最新号をチェック。バルコムにも在庫有りですよ!)今後ともよろしくお願いいたします。

 

それでは話を戻しましょう。パッと見のデザインはもちろんですが、

今回なんといっても一番の関心事は水冷化されたエンジンでしょう。

数値上は旧モデルよりも車重が増えているにも関わらず余裕の加速…むしろ体感よりも実際の速度が気になってしまうほど「前」に出ています。

それも決して身構えるような危険な加速感ではなく安心して身を任せることが出来る心地良い加速感です。

あともう少し速度を…などという雑念を振り払い慣らしに徹します。徹しましたよ。本当に。

高速道路を美祢で下りると秋吉台を抜け今回の目的地、角島を目指します。

いくら慣らしとはいえ、高速ばかりじゃつまらないですよね。旧モデルもそうなのですが、その大柄な車体からは想像も

出来ないほど軽やかにワインディングを駆け抜ける事が出来るのがGSの楽しさのひとつです。

そして新型はさらにその部分が楽しくなったと言って間違いないでしょう。路面の段差が無くなってしまったかのように

感じるほどサスペンションは繊細に作動し、ほんの僅かばかり幅の太くなった、しかし専用設計のタイヤは軽快さを

殺すことなくバンク時の安心感を得られ、ワインディングで出会うことのある中速度で長くバンクしたままスロットルを

ひねるような場面でも気持ちよく加速していくことが出来ます。その時のタイヤが路面をつかんだままグウゥッと

加速していく瞬間がもう本当にメチャクチャ気持ちイイんです‼(笑)

 

それからやっぱり気になるオフロード性能。試乗車に傷をつけてもいけないので味見程度にと土の上を走行してみましたが…

これで南米を走りたかった、と思ってしまうほど安心して「真っ直ぐ走り」「真っ直ぐ止まる」事の出来る(それもノーマルタイヤで!)

凄い性能を持っていました。このふたつのポイントが安心して出来るだけで土の上ってホント楽しく走れるんですよね。

いずれカルーを履かせて土の上でタップリと乗ってみたいものです

他にもお伝えしたい事は山ほどあるのですが話が尽きませんので今回はこのあたりで。未体験の方は是非一度乗ってみてください!

とにかくご自身で感じてみるのが一番です。そのかわりもう後戻りできなくなるかもしれませんよ!

 

メカニック山下

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