2016/05/16 サービス,ブログ,広島店 コメント(0)
みなさんこんにちは
今日は点検整備の一部を紹介致します。
空冷Rシリーズの整備ですが「バルブクリアランスの調整」という作業があります。
シリンダーヘッドカバーを取り外すとこのようになり
バルブやロッカーアームというものが見えます。
インレット側、エキゾースト側で調整の基準値が異なります。
インレットは0.15ミリ エキゾーストは0.3ミリで調整します。
下の写真はインレット側を調整中です。
クリアランスが大きくなるとバルブ開放時間が短く、リフト量が小さくなって、吸排気の効率が低下する。
同時に、カムやロッカーアームに叩かれる際に発生する音)が大きくなる。
逆に、クリアランスが小さ過ぎるとカムやロッカーアームに常に押された状態となり、
バルブが完全に閉じず燃焼室の圧縮漏れを起こす場合があります。
車検、一年点検時には必ず行う大事な作業です。
これによりエンジンの調子も変わってきます。
なので私は自分が納得するまで調整しております!!
整備後に乗っていただいて調子がよくなったと感じていただければと思います。
車検整備等の作業予約随時承っております。
最近家族が一人増えた
漫画「ONE PIECE」をこよなく愛するメカニック赤松でした。