今回は新作ベンチャーグリップブーツをご紹介いたします。
これまでのBMW Motorradのオフロード向けのブーツといえばGSプロブーツあるいはグラベルブーツの二択でした。
しかしこれらのブーツ、GSプロブーツはコテコテしすぎていてちょっと、、、という方もいらっしゃいましたし、
ガンガンにオフロードで走るわけではないからここまでのプロテクションは必要ないという意見もありました。
グラベルブーツはというと防水性をそなえたオフロード向けブーツという位置づけではあるものの、
歩きやすさを考慮したプロテクションの無さと足首の柔らかさは逆にオフロードでは少々不安でもあります。
この間を埋めるべく登場したのが今回ご紹介するベンチャーグリップブーツというわけです。
それではいつものように細部を見ていきましょう！
スネ部分には樹脂製のしっかりとしたプロテクションが装備されていますね。
GSあるあるに「左右に張り出したシリンダーに思わずスネをぶつけてしまいイテテつ」となる事がありますがこれなら安心です。
また樹脂パーツの上に当て革が施してあるのもオシャレですね。
シフトペダルの当たる部分にはこのように左右ともレザーによる補強が追加されています。
パンツをブーツインすることも考慮されかなり調整幅のある長いベルトバックルが備わっています。
履き口もこのように大きく開口しますから脱ぎ着するときのストレスを緩和してくれます。
またバックルを３本とすることでホールド感と使い勝手を両立させていますね。
実際に履いてもらうと前後方向にはある程度動きやすさを残しつつ、ねじり方向にはしっかり剛性があります。
オフロードブーツの経験が浅い方ほど硬すぎるブーツではシフトチェンジ、リヤブレーキの操作に難が出ますが、
ベンチャーグリップブーツですとそのあたりが緩和されているのではじめての一足としてもオススメできます。
防水性を備えている事も嬉しいポイントのひとつですね。
グラベルブーツはGORE-TEXを使用していますが、こちらはBMWオリジナルクライメートフィルムによるものです。
ブーツ内側の車体フレームと接する部分はスエード調になっており、擦れによるダメージを軽減しています。
また全体を見渡してわかるように樹脂パーツが少なくヒンジも無いため軽量な仕上がりになっていますから、
長時間のツーリングでも疲労を抑えながら使用することが出来ます。
ソールはこのようにブロックパターンになっています。
GSプロブーツはいわゆるモトクロスソールと呼ばれるフラットなソール、グラベルブーツも比較的フラットな造りになっているので、
泥濘地でのグリップは見た目通りベンチャーグリップブーツに軍配が上がります。
ダークブラウンの色味はデニムやチノパンにも合わせやすいのでオシャレに履きこなすことも出来ますね！
GSのみならずスクランブラー、アーバンGS乗りにもオススメできるオシャレで機能性を兼ね備えたのが
このベンチャーグリップブーツといって差し支えないでしょう。
是非、店頭でこの新作ベンチャーグリップブーツを手にとってくださいませ！！