今回は社内でちょっとしたウェアの話がございましたので、BMWのライダーエクイップメントについてアップいたします。
~先日会社内での会話~
桑ちゃん「店長!BMWのウェアって高いんですね!」
前田「うん、高いけどちゃんとしているよ」
桑ちゃん「何がちがうんですか?」
前田「あれこれこれこれ、云々・・・・」
という事で、日ごろ皆様にもお買い上げいただいておりますBMWの純正ウェアについてお話したいと思います。
弊社でも取り扱っております、BMW社製のライディングウェアは皆様もご存知のように値段が少々お高くなっております。
しかし、値段が高いには高い訳があるんです、そうです高いだけではないんです。今回はその紹介をしたいと思います。
2006年に広島店勤務時代、K1200Rを試乗中にハイサイドでクラッシュした前田は左ひざに擦過傷と打撲をという経験を致しました。
それまでもチョクチョク転んでおりましたが、やはりアスファルトはとても痛かったですし、5年経っても傷の跡は残っています。
事故や転倒をされた方ならご存知かと思いますが、アスファルト+皮膚は丁度大根おろしで山芋を削るような感じで怪我をしてしまいます。
近年はウェアに内蔵されたエアバッグや、シューベルトJ1にあるようなチンガード、胸ガードなど豊富な防具選択がございますよね。
数年前と比べて、日本でも防具などの選択肢が増えているなと思います。
その中でBMW社のウェアの特徴は、なんといってもBMWならではの「こだわり」の生地や独自の製法で作られておりまして、
それぞれのウェアが特徴を持っており快適性かつ安全性をバランスさせた絶品だと思っています。
画像のウェアはコンフォートシェルのサイズ50でございます、ヨーロッパ物なので50と48とかサイズは数字表記です。
185センチだと52、180センチくらいだと50、170センチで48、46などです。(体型によっても異なります)
コンフォートシェルの場合ですと、「c_change」というフィルムがラミネートされておりまして、防湿、防水、通気性を持っています。
軽い雨の日でしたらこの一枚で十分に役目を果たしてくれます、また梅雨時も蒸れずに快適でございます。
実は前田このウェアかなり気に入っておりまして、写真のモンゴルから白馬まで年がら年中このウェアを使用しております。
あまりにも心地よいので剣山林道でも使いました、とにかくマルチな一枚ならコイツです。
生地も摩擦に強いものが使っておりますので、多少ごわごわしたり重かったりしますが、その分風圧などには強いです。
ちょっとお恥ずかしい話なのですが、前田嫁が2009年に愛車ヘリテイジクラッシックで居眠り運転、農道の側壁に突っ込む、
などというありえない事故で大転倒した事がございますが、幸いにもコンフォートシェルのお陰で上半身はアザ一つなくこのウェアに守られました。
そうです、下はGパンでの転倒でしたので下半身はアザまみれで当分の間は痛そうでした。
しかし、コンフォートシェルは破れるどころか、目立った傷も無く現在前田が使用しております。頑丈なんです!
そんな高機能のBMWライダーエクイップメントの中で一番のお気に入りはこのプロテクターでございます。
なんだか出で立ちがとてもマッスルな桑ちゃんになりましたが、桑ちゃんにコンフォートシェルについているNPプロテクターを装着させてみました。
ご覧の通り、転倒した場合に地面と接触するであろう部分をしっかりと保護しております。
このプロテクターのおかげで、2007年のモンゴルツーリングの際に時速70キロ程度でフロントタイヤが溝にはまってロック、
バイクは後輪が持ち上げられる形で前転、とうぜん前田もシートに投げ出される形で前転宙返り後に地面に叩き付けられる、
その後10~15メートル以上滑走
このようなクラッシュでもプロテクターが付いている位置には大きなアザなどはありませんでした。
本当にすごいと感心致しました。
(その際は残念ながら左手親指の関節が事故衝撃でグリップに当たり骨折、かなりの衝撃で投げ出され滑走。指は帰国後に広島で修理)
NPプロテクターは非常に広範囲を守るように設計されております。
GSグローブと併せれば手首近くまで確りガード、こんなに大きなガードは中々ございませんよ、
プロテクター付きのウェアをお持ちの方は、是非ともお手持ちのウェアと比較されてください。
また、低反発系の素材を使用しており早い動きには硬く、ゆっくりな動きに柔軟性をしめします。
つまり装着してから少し経つととライダーの関節の角度にぴったりとくる形に変形します。
足のすねもブーツと合わせますとフルカバー。
ボクサーでオフ走るとスネをシリンダーで打つ事がございます、かなり痛いのでこの装備は助かりますね。
(この痛みを知っている人は、石に突っ込むとか、穴に落ちるとか、かなり無茶してますよ)
ひざのパッドも柔軟性があり、すぐに馴染みます。
肩も重要です、2007年のモンゴルで転倒した際は肩から落下して3ヶ月ほど肩が痛かったです、、、。
肩は動きがございますので最小限のサイズですが、肉厚はシッカリしております。
このプロテクターを試験する機械がドイツにございまして、何万回も打ちつけたり、擦り付けたりとテストは万全です。
最後は背面プロテクターでございます。
桑ちゃんの背中ならほぼ包み込む位の大きさがございます、厚さも数センチございましてタバコより厚いです。
真ん中が厚く、端の方は薄くなっており邪魔になりません。
こちらも形状が決まるまでに時間がかかりますので、試着時はごわごわするかもしれません。
こんなに素晴らしいウェア、出来るだけ沢山のお客様に着て頂きたいと前田は思っています。
自分自身がコケて、折れて、破れてとBMWのウェアを使いまくっていますので、ウェアご検討中でお悩みの方は前田まで!
ちなみに広島なら三笠がお客様に最適な一枚をご提案差し上げます。
新しいのを毎年買うのも手でございますが、良いものを長く使うのも味が出て宜しいですよ。
そうそう、先日ヨーロッパに行った方が現地でストリートガードを購入されておりましたが、あらゆる温度で快適であったそうでございます。
8月末まで店頭で在庫セールを行っておりますので、すばらしい価格で在庫を処分中でございます!
気になる方はバルコムまで、在庫限りですのでお早めにお問い合わせ下さい。
前田